子育てパパが考える

子どもとテレビゲームにまつわるルールの悩み

こんにちは。かもごろう(@kamogoro123)です。

我が家では、最近「ニンテンドークラシックミニ」を購入しました。
スーファミとファミコンの名作ゲームが30ほど内蔵されていて、自分は昔を懐かしみながら、家族で楽しく遊べるという優れモノ。
この時のことは、「今の子どもも楽しい!ニンテンドークラシックミニ」という記事に書きました。

でも、我が家でトラブルがあり、色々と考えたことがありました。

こんな悩みを持つあなたに
・テレビゲーム、他の家庭では何かルールは設けているのか参考にしたい

テレビゲームに関する我が家の3つのルール

我が家では次のとおり、テレビゲームで遊ぶ時のルールを定めています。

1.宿題や歯磨き、着替え等を全て終えてから(生活習慣をつけるため)
2.20時以降はダメ(就寝時には脳を休めるため)
3.休みの日は1時間以内。平日は30分以内。(視力の悪化を避けるため)

このようなルールがあるので、息子は毎日ゲームができるわけではありません。
特に平日は、ルール上は30分はできるのですが、ルール1とルール2があるため、現実的にはなかなかできません。
夕食、風呂、歯磨き、着替え、宿題を20時までに終わらせることは困難で、ましてや最大時間の30分を確保するには、これら全てを19時30分までに完了させる必要があり、よっぽど調子がいい時でないと実現できません。

ただし、友人が家に来た時や、家の手伝いを積極的にやってくれた時等、少し、時間延長することもあります。

息子もルールのことは了解していまして、平日の夜「ファミコンしたい!」と言ってくることがありますが、こちらが「20時過ぎているよ」とか「歯磨きまだでしょ」と言うと、「分かったー」といって引き下がります。

今朝の出来事

今日は土曜日なので、朝ご飯の後、着替えや歯磨きができていれば、ゲームができます。
(20時に達しておらず、その時点でやるべきことは全て終えているので条件クリア)

ですが、土曜日の午前中、息子はスイミングスクールに通っています。
そのため、ルール3(休日は1時間まで)があるにも関わらず、30分ほどでゲームを終えなければなりませんでした。
1時間もやっていたら、スイミングスクールに遅刻してしまう。
そこで、僕と妻は、「スイミングに行くから、8時20分にはゲームを終わらせようね」と言っていました。

さて、いよいよ8時20分となりました。
僕が「ほら、時計を見てみな」と促し、息子も「本当はまだ遊びたいけど、しぶしぶ止めるか」というオーラを出していたので安心していた矢先。
気を抜いたその瞬間、1歳の娘がテテテっと寄ってきて、スイッチをプチっと切ってしまいました。
もちろん、娘はルールのことは分かりませんし、電源スイッチのことなんて理解していません。
本当に偶然、娘にとって「触ってみたいもの」が電源スイッチだったのです。
ファミコンをする上の最大のトラップ「猫リセット」ならぬ「幼児リセット」でした。

参考:猫リセット(ピクシブ百科事典)

自分で「やめるかー」という決断をするべく、心の整理を行っている最中、不意打ちで「プチ」。
感覚としては、「宿題をやろうとしていた矢先に『早く宿題しなさい!』と怒られる感じ」でしょうか。
一気に不機嫌になった息子は、ぶーぶー文句を言いながら、動かなくなってしまいました。

「ほら、スイミング行くよ!」と言っても息子は無反応。
「もともと、8時20分になったらファミコンやめるってお約束だったでしょ」と言っても、「自分で止めた」のか、「強制的に遮断されたのか」では、本人の気持ち的には相当な隔たりがあったのでしょう。
中々機嫌は治りません。

こうなると、焦るのは親の方。
スイミングの時間が迫ってくるにつれ、だんだん、僕も妻も声が大きくなってきます。
息子も余計に意固地になっていきます。

とうとう僕が「そんなに怒るんなら、初めからファミコンなんてしないほうがいい!」と怒り、ゲーム機を2階のクローゼットにしまい込みました。

僕の対応に問題はなかったか

以上が、今朝の顛末でした。

朝の時点では、僕も少し頭に血が上ってしまっていたのですが、今、こうして冷静になって改めて文字で書いてみると、僕の対応に問題があるように思います。

思いつく限りでは、次の3つ。

問題点1:新たなルールが突然できた

僕のロジックは「遊んで不機嫌になるおもちゃなら、無いほうがいい」というものです。
ですが、このことは、事前に息子に伝えていません。
僕の行為を正当化するなら、ルール4として「ゲームが原因で不機嫌になるならゲームそのものを禁止」と言っておかなくてはなりません。
息子がゲームを止めようとしていたことは僕も分かっており、きちんとルールを守ろうとしていたのに、息子にとってみれば急にその場で新たなルールができた訳です。

まず、これが一番の問題。

これを許してしまうと、親がその場の気分で新しい規制を作ることになってしまいます。
また、親と子では力関係が偏っているので、親が怒ると、息子は不満を持ちながらも従わなくてはなりません。
これは明らかにアンフェアです。
親が子にルールを課したのなら、親もそのルールに従わなければなりません。

問題点2:ゲーム機を取り上げることは是か非か

次の問題点は、「ゲーム機の取り上げ」という、強制排除で力づくで収束させてしまったことです。

いくら何でも子どもが大好きなものを取り上げるのは良くなかったでしょう。
他に何かやりようがあったはずです。

問題点3:ルールそのものの妥当性

最後は、「ルールがそもそも妥当だったか?」という問題です。
問題点の1、2とは違って、「対象がテレビゲームならでは」の問題です。

これに関しては、はっきり言って答えが分かりません。

ここで、3つのルールを再掲します。

1.宿題や歯磨き、着替え等を全て終えてから(生活習慣をつけるため)
2.20時以降はダメ(就寝時には脳を休めるため)
3.休みの日は1時間以内。平日は30分以内。(視力の悪化を避けるため)

ルール1(宿題や歯磨き、着替え等を全て終えてから)と、ルール2(20時以降はダメ)というのは、定めておくべきものと今でも思っています。
子どものころは生活習慣大事。
あと、睡眠時間の確保は大事。

ただ、ルール3は分かりません。
ゲームでも何でも、集中して夢中になれるものに時間の制限を付けることは、良いことなのでしょうか。

例えば、これが「何時間でもサッカーの練習に取り組む」だとか、「飽きずに何度でも児童文学を読む」だとかなら、制限は設けなかったでしょう。
むしろ、どんどんやりなさい!と推奨していたでしょう。

では、何故ゲームは時間制限を設けたのか。

一応の理由としては、僕が極度の近視&乱視のため、おそらくその因子が息子にも受け継がれているだろうから、視力の悪化を避けるため、ということにしてあります。

しかし、純粋に視力の悪化を心配しているだけなのでしょうか。

僕は、違うと思います。

きっと、心のどこかで「将来役に立ちそうか」とか、「頭が良くなりそうか」とか、「ためになりそうか」とか、そういう基準を作っていて、僕(と妻)の価値目的に合致するものにはGoサインを出し、そうでないものには制限を設ける、ということをしているのです。

果たして、この判断は是か非か。

「ゲームでも夢中になれるものには時間的な制限は付けない(サッカーや読書のように)」のが良いのか、それとも「ゲームには制限を設けるべき」なのか。

その線引きは何なのか。そもそも線を引く理由はあるのか。

一度、頭をフラットにして考え直してみないといけないと思います。

今後のゲームとの付き合い方

僕の体験談

僕も、昔は家にテレビゲームがありませんでした(年代的にファミコンです)。
母親が買ってくれませんでした。
理由はやはり「目が悪くなるから」というものでした。
あえて聞いてはいませんが、もしかしたら、「テレビゲームなんて成長のためにならない」という判断もあったのかも知れません。
こうなると、僕は完全に母親と同じ考え方をしていることになります。

さて、元々、家遊びが好きだった少年時代の僕。
凄くテレビゲームをやりたいのに、自分の家にないとなれば、友達の家で遊ぶしかありません。
そうして細々と(友達の家で)楽しんでいたのですが、そんな我が家にも、ついにファミコンがやってきました。
確か、僕が小学校1年生の頃です。
この時はものすごく嬉しかったのを覚えています。

何故、あんなにも禁止していた母親は、心変わりしてファミコンを買ってくれたのか。

僕が大人になってから、母親が話してくれました。

僕がファミコンをやらせてもらっている友人を、U君としましょう。
U君の母親が、僕の母親に言いました。

「かもごろう君は、家で皆でファミコンをしている様子を、後ろでじっと見ている。
大人しいから、『僕もやりたいから順番を代わって」と言えないんだね。
で、皆がファミコンを手放して他の遊びを始めてから、おずおずと手を伸ばして、一人でゲームをしているんだよ」

聞いた母親は、「なんて不憫な思いをさせているのか」と涙を流したそうです。
それが、ファミコンを買う決め手になったそうです。

息子に同じ思いをさせていないか。

息子には、まだ、子どもだけで遊びに行くような友達はいません。
なので、友達の家のNintendo Switchをこそこそやっている、ということはありません。

でも、早かれ遅かれ、テレビゲームを一緒にするような友達ができるでしょう。
公園に集まってニンテンドーDSをするようになるでしょう。

その時、どんなルールを設けるか。
時間制限を設けるべきか、ということはもちろん、どんなルールを設けるか。
はたまた、ルール自体を設けないのか。

「パパ書評:お金2.0」という記事でも書いたとおり、「ゲームに夢中・ゲームが上手い」ことが、次の世代では一つの価値になることは学びました。
かといって、無制限にゲームをすることに弊害はないのか。

まだまだ子育ては模索中です。