子育てパパが考える

「赤ちゃんはママがいいに決まっている」発言に思うこと

こんにちは。かもごろう(@kamogoro123)です。

今、イクメン界で最もあつい話題と言えば、やはりこの発言でしょう。
自民党議員の萩生田光一氏が話したとされる、次の言葉。

0~3歳の赤ちゃんに、パパとママどっちが好きかと聞けば、はっきりとした統計はありませんけど、どう考えたってママがいいに決まっているんですよ。

さらに、続けてこんな言葉が。

お母さんたちに負担がいくことを前提とした社会制度で底上げをしていかないと、言葉の上で「男女平等参画社会だ」「男も育児だ」とか言っても、子どもにとっては迷惑な話かもしれない。

出展元:朝日新聞DIGITAL
https://www.asahi.com/articles/ASL5W4F1ZL5WTNAB00D.html

ということで、Twitterでも「#男の育児は迷惑じゃない」というハッシュタグが作られ、
ちょっとした炎上案件になっています。

なので、私も備忘録もかねて、思うところを書いておきます。

制度作りが必要という論には大賛成

保活はもうたくさんだ!

「男の育児が迷惑」という部分が特にクローズアップされてますが、
萩生田氏はこんなことも言ってるんですね。

「慌てずに0歳から保育園に行かなくても、1歳や2歳から保育園に入れるスキーム(枠組み)をつくっていくことが大事なのではないか」

これには大賛成です。
というのも、僕も保活には苦労したからです。
僕も妻も働いているし、お互いの両親は遠方に住んでいるので頼れない。
だから、保育所に預けられるかどうかは死活問題でした。
でも、僕が住んでいる地区でも待機児童問題が深刻でして、
保育所入所希望者に対して圧倒的に保育所が足りていない。

入所するためには、かなりの倍率の競争に勝たなければならなかったので、
思いつく限りのことはなんでもしました。
預けたい保育所の園庭開放日に参加して保育士さんや所長と顔見知りになったり、
市役所の担当部署に、「行政しか頼る相手はいない」ことを書いた手紙を出してみたり。
(効果があったかどうかは不明ですが・・・)

0歳児クラスに入れられないとジ・エンドという厳しい戦い

で、一番頭を悩ませたのが、妻の仕事復帰のタイミングと、保育所入所のタイミングです。
本当は子どもが0~1歳の間は家でじっくり育てたいというのが、
僕と妻の共通の思いだったのですが、ここで立ちふさがったのが
0歳児クラスから入所するのが、最も入所できる可能性が高いという事実。
つまり、1歳児クラスに4月から入れようと思っても、
すでに0歳児クラスから入所している子どもたちが、
そのまま1歳児クラスに持ち上がるので、
1歳児クラスに新規入所できる実質的な空き枠が殆どないのです。

なので、泣く泣く、妻は仕事に復帰し、子どもを保育所に預けることにしました。
いや、預けることができたのは、良かったと思います。
だって保育所に入れなかった家庭もたくさんあっただろうから。

保育園落ちた日本死ね」が流行語大賞になったのは2016年。
その時から保活の現状はあまり変わっていないというのが、育児真っ最中の僕の実感です。

そもそも保活ってなんだ

というかですね、保活って言葉があること自体、なんか窮屈だなーと思うのです。
もちろん、財源の問題とか、いろいろあるのは分かりますよ。
でも、子どもを育てながら働きたい(働く必要がある)という、
ごく普通のニーズを満たすのに、なんであんなに苦労せにゃならんのや・・・
というのがウソ偽らざる本音です。
保活、なんて仰々しいことをする必要がない世の中になればいいなと願っています。

なので、個々人の家庭事情に合わせて、子どもが1歳や2歳になってからでも
保育所を利用できるよう、政治家や官僚の皆さんには
制度を整えていただきたいと思います。
(さらにいえば、7月入所とか10月入所とかにも門を開いて欲しい・・・)
その意味で、萩生田氏の制度作りが大事という意見には大賛成なのです。

母親が赤ちゃんの面倒を見るのは当然ではない

萩生田氏の論法

今回のニュースで僕が一番ダメだと思ったのは、
「母親が赤ちゃんの面倒を見るのが当然」という前提になっているところ。

僕なりに萩生田氏の発言を整理すると、次のような論法になっています。

前提:「母親が赤ちゃんの面倒を見るのが当然」
↓だから
問題:「保育士という”赤の他人様”に預けられる赤ちゃんはかわいそう」
↓だから
結論:「1歳や2歳になってから保育所に預けられるようにするべき」

これでは結論の部分に賛同できても、前提部分に全く同意できません。
なんで「どう考えたってママがいいに決まってる」のでしょうか。
父親ではだめなのでしょうか。

保育所に預けられた赤ちゃんは、かわいそうか?

さらに「保育所に預けられる赤ちゃんはかわいそう」ではありません。
僕が知っている保育士さんたちはみなプロですし、
預かっている子どもたちの成長を真剣に考えて、
日々、本当に精いっぱい仕事をしてくださっている。
子どもも、保育所だからこそ学べることだってたくさんあるでしょう。

一方、もちろん、仕事を休んで(辞めて)家庭で育てるという方針でもいい。
要は選択肢の問題です。

2015年の児童福祉法の改正で、保育所が「保育に欠ける」子どものための施設から、
「保育が必要な」子どもたちのための施設に変わりました。
この意味の違いは大きいと思っています。

参考:厚生労働省の第1回保育所等利用待機児童数調査に関する検討会 の 資料4

まとめ

今回の騒動、たぶん、萩生田氏も悪気はなかったんでしょうし、
僕も、政策的に目指す方向としては支持しています。
だからこそ、子育てをしているパパたちの想い・願いを受け止めて欲しいなぁと思います。

子育てのほんのひととき、親子が一緒にすごすことが本当の幸せだと私は思います。仕事の心配をせず、財政的な心配もなく、1年休んでも、おかしな待遇をうけることなく、職場に笑顔で戻れるような環境をつくっていくこと。もっと言えば慌てず0歳から保育園にいかなくても、1歳や2歳からでも保育園に入れるスキーム(枠組み)をつくっていくことが大事なんじゃないでしょうか。

是非、こういうスキームを作っていただきたいです。

今回、この記事はかなり勢い任せで書きました。
誤字・脱字・誤解・曲解等あればご容赦ください。