パパ書評

パパ書評:10年後の仕事図鑑

こんにちは。かもごろう(@kamogoro123)です。

10年後、世の中の仕事がどうなっているか、気になりますよね。
自分自身のことはもちろんですけど、何より我が子の将来はどうなんだろう?
もしかしたら10年後、15年後には働いているかも知れない。
20年後にはたぶん、働いているでしょう。
その時、社会はどうなっているのでしょう。

先のことが見えないから、親としては心配です。

そんな疑問や不安を解消するヒントになるのが、
今回紹介する「10年後の仕事図鑑」です。

簡単に、筆者を紹介しましょう。
落合陽一さんは現代日本を代表するマルチタレント。
大学教員、メディアアーティスト、会社経営者と、
何足ものワラジをはいて疾走するスーパーマン。
堀江貴文さんは・・・まあ、説明は不要でしょう。
我々パパ世代で知らぬものなし。ご存知ホリエモンです。

この二人がタッグを組んだ本だから、面白くないはずがない。
さて、どんな内容になっているでしょうか。

仕事図鑑といっても図鑑ではない

最初に書いておくと、この本は図鑑ではありません。

えー、なんだそりゃ。だって題名が「仕事図鑑」やん。

と、おっしゃる気持ちも分かります。
僕も、読んでいて、最初は「あれ?全然思ってたのと違うな?」と面くらいました。
その意味で「看板に偽りあり」かも知れません。

いや、中には「10年後に××という職業はなくなるだろう」とか、
「〇〇の職は残っていくだろう」みたいな内容のページもありますよ。
でも、それは重要な部分ではありません。

大事なところは、「××という職業が無くなり、〇〇は残るのは何故か」
という理由の部分です。

AIをはじめとしたテクノロジーが凄い勢いで進化する世の中、
どういう人がAIに負けないのか。
そして、AIに負けない人は、どういう仕事をするのか。

落合さんと堀江さんは、一貫してそのことを語っています。
どの職業が無くなるか、というのは、その例示に過ぎません。
つまり、これは落合さんと堀江さんの思考のプロセスをたどる本と言えましょう。

なので、「おっしゃ、10年後に残るって書いてある職業を子どもに勧めよう!」
なんて考えでこの本を読むのは全くの無意味です。
パパとして、どんな心構えで将来を考えたらいいのか。
その意識改革のきっかけにしましょう。

子どもが熱中していることを大事にしよう

じゃあ、どんな心構えでいくべきか。
僕は、「子どもが熱中していることを大事にしよう」というメッセージを受け取りました。

「専門バカ」の代打が務まる人材はなかなかいない。何かに熱中できる人は、稀少性の高い、優れた人材なのである。

堀江さんが言うんだから説得力があります。

何かに熱中して(ゲームでも何でも)、一つのことを極めていく。
そうして得た自分の専門性を軸に、新しいことにどんどんチャレンジして、
人間的な価値を高めていく。それが大事なことです。

だから、子どもが好きなことは、まず見守って、応援してあげたいと思います。
それはゲームかもしれないし、スポーツかもしれないし、誰かと遊ぶことかもしれない。
もしかしたら、学校の勉強かもしれません。

将来を恐れず、悲観せず、素直な気持ちで子ども見守り、リードする。
「10年後の仕事図鑑」は、そんなパパになるためのヒントが詰まっています。
下手な育児本よりも、よっぽどためになりました。

なお、人間的な価値を高めることが、なぜ、仕事につながっていくことは、
「価値主義」という考え方で理解するのがいいと思います。
「価値主義」のことは、「パパ書評:お金2.0」で書きましたので、
あわせてご覧ください。