子育てパパが考える

[反省記事]妻に言ってはいけない無神経な”アドバイス”

こんにちは。かもごろう(@kamogoro123)です。

イクメンを名乗り、職場でもそう呼ばれ、「自称・兼業主夫」などといい気になり、「子育ての苦労は分かっている」・・・そんなふうに考えてた時期が、俺にもありました。

先日、とある地雷を踏んで妻を激怒させてしまったので、反省の意味を込めて、この記事を書きます。

こんな悩みを持つあなたに
・妻が子どもを叱ってばかりで、子どもも可哀そうだし、家の雰囲気も悪い。
・なんで妻は、可愛い子どもにあんなに怒っているんだ?

ダメな一言「子どもをあんまり叱らないようにな」

どんな一言?

どんな地雷を踏んでしまったかというと、この一言です。

「子どもをあんまり叱らないようにな」

これ。

この一言の無神経さ、見ただけで「あ、そりゃアカンわ。それ言ったらアカン。」と瞬間で思える人は、この記事は読まなくてもいいです。

逆に「なんで?子どもをあんまり叱るなって、なんで言ったらいけないの?」と思ったそこのあなた、要注意ですよ・・・

僕が妻を傷つけてしまった時のシチュエーション

それは、我が家に共通に友人(男性)が遊びに来た時のことでした。
仮に、Sさんとしましょう。
Sさんは、僕たちよりもだいぶ年上、というかぶっちゃけて70歳を超えているおじいちゃんなのですが、時々、いっしょにご飯を食べたり、お酒を飲んだりします。
その日、我が家で夕食をともにし、軽く飲むことになりました。

とはいっても、我が家にいるのは6歳児(兄)と1歳児(妹)。
当たり前ですが、お客さんが来ていても、大人と違って全く遠慮しません。
むしろ、大好きなSさんが来たことでテンションが上がってしまって、夕食を散らかしたり、部屋で騒いだりして大はしゃぎだったようです。

だった「ようです」というのは、Sさんが家に来た時刻には、僕は残業していて、家にはいませんでした。

家の中がカオスと化してくる中、ワンオペの妻は大変です。
ついつい、子どもを叱る声のボリュームが上がってしまっていたのでしょう。

そんなころ、僕が仕事から帰宅。
ようやく夕食がはじまり、お酒も少し入ってきたとき、Sさんがポツリとつぶやきました。

「子どもをあんまり叱るないようにな」

Sさんは、最初から妻の奮闘ぶりをずっと見ていました。
なので、Sさんなりに、妻をフォローしてくれたのではないかと思います。
意訳すると「子どものすることなんだから、あんまり怒っても仕方ないよ」というくらいの感じでしょう。

Sさんの言葉に、僕も無意識に「うんうん」とうなずいていたようです。

これがまずかった。

瞬間、妻は私をクワっと振り返り、「なんも知らないくせに!」と激怒。

僕も「あ、やばい」と悟ったけれど、時すでに遅し。

その日はSさんもいる手前、それだけで済みましたけど、翌朝まで不機嫌は持ち越し。
朝一番に謝ったものの、それだけでおさまる筈はないですよね。
一気に爆発してしまった妻は、2階から降りてこようとはしませんでした・・・

何故、「子どもをあんまり叱るなよ」がダメなのか?

夫は妻ほど子どもと過ごしていない

これがなぜダメなのか。

それは、端的に言うと妻の方が子どもといる時間が長いからです。
子どもと過ごす時間が長いということは、当然、イライラする機会も多いということです。

我が家も共働きとはいえ、僕はちょくちょく残業がありますが、妻はありません。
特に、僕は近頃は仕事が忙しく、妻や子どもがすっかり寝てしまっている時間になってから帰宅する、という日々が続きました。

そうなると、実質的に妻のワンオペ育児です。

ワンオペ育児の過酷さは、言うまでもありません。
育児の形態の中で、もっとも避けるべきことだというのが、僕の持論です。

あ、念のためですが、シングルファザー・シングルマザーで頑張っている家庭を否定する意図はありません。
ただ、(婚姻関係のある)パートナーがいない家庭には、余計に周囲(社会)が積極的にサポートして、応援していくべきだと思います。

以前、「子育ては重労働である」という記事でも書きましたが、
育児を乗り切るのに最も重要なのは、「子どもの面倒を見られる大人が何人いるか?」です。

にも関わらず、僕は「仕事だから仕方ないじゃん。遊んでいるわけじゃない」と自分を正当化させ、妻を追い込んでしまっていました。

妻の怒声は妻の悲鳴

時々、「優しいパパ、怒りんぼのママ」みたいな家族像をマンガなどで見ることがありますね。それは単に、父親が子育てに参加していないだけだと僕は思っています。

子育てをするということは、もちろん子どもの可愛さや成長を実感でき、嬉しいことであり、楽しいことでもあるのですが、それと同じくらい、いやむしろそれ以上に、苦しくて辛いことがたくさんあります。

子どもが言うことを聞いてくれない、ところ構わず泣き叫ぶ。
自分はご飯もゆっくり食べられない、それどころかトイレにも行けないことがある。
夜がきてもギャン泣きする子の寝かしつけで、自分は休めない。

そんな苦しい時間を共有せず、休日にちょこちょこ子どもと遊ぶだけ。
そりゃあ、パパは優しくできますよ。だって「子育ての上澄み」しか味わっていないですから。

そんな状態で、分かった風に「子どもをあんまり叱らないようにな」なんて上から目線で言われたほうは、「じゃかましいわい!!人の苦労も知らないで!!!」てなもんでしょう。

妻だって、子どもを好きで怒っているわけではありません。
できることなら笑顔で子どもと接したい。
でも、長い時間子どもといるからこそ、嫌な面も見てしまう。
周りには自分しかいない。夫である僕はいない。

自分が何とかしないと。
自分が子どもにご飯を食べさせてお風呂に入れて寝かしつけをしないと。
自分が、自分が、自分が、、、

子どもの大声と、圧し掛かる家事と、足りない時間。
これらが積もり積もって溜まっていき、息ができないほどになったら、
後は、爆発するしかないじゃないですか。

妻が子どもに浴びせてしまう怒声は、それは妻自身の悲鳴なのです。

もちろん、子どもは悪くない。
我がままを言うのが仕事なんですから。
ただ、それを受け止める余裕が親の側でできていなかった。
それは、妻の頑張りに頼ってしまっていたのが僕の責任なのです。

パートナーに負担をかけていて、家族が幸せになりませんよね。

その後、僕はどうしたか

まず、謝りました。

当然、まずはこちらから謝りました。
妻に対して、それから、子どもに対して。

妻に負担をかけていたこと、それから、負担をかけていたこと自体に無神経だったこと。

冒頭に書いた通り、すぐには怒りは解けませんでしたが、それでもきちんと謝ることが大事です。

「そんなに怒ったら子どもが可哀そうじゃん」とかは言わない。
そんな「可哀そうな状態」にしたのは、そもそも誰のせいですか?って話です。

なるべく仕事を早く終える

あとは、残業をできるだけ短くする。

とにかく、ワンオペ育児の時間帯をできるだけ短くするのが、家庭生活維持の必要条件であることを心に刻み込みます。

ただ、正直、なかなか難しいところもあります。
仕事の内容や繁忙期によっては、どうしても残業せざるを得ないこともあるでしょう。
でも、一刻も早く帰宅するよう、仕事の取り組み方を改めて見直しました。
例えば、「週に一度は定時で帰る」とか、「帰るのが遅くなって寝かしつけまで妻に頼ってしまう日は、21時に帰っても23時に帰っても、妻のワンオペ育児的には一緒なので(妻も子どもも寝ているから)、むしろガッツリ残業して仕事を片付ける」とかは実践しています。

この、「仕事と家庭の両立」は、現在も色々と考えて努力しているところです。

まとめ

我が家の現状では、平日は妻のほうが子どもと接する時間が長いです。
僕が残業している間は、妻のワンオペ育児になっています。
だから、必然、子どもに怒ってしまう機会が多くなります。
にも関わらず、「子どもをあまり叱らないようにな」は、無神経そのものでした。
そのことをしっかりと反省し、妻に負担をかけないよう、頑張ります。

以上、僕の失敗でした。
この記事が他山の石となって、皆さんの子育て、パートナーとの関係が良くなる手助けになれば救いです。